土佐節
鰹節の中でも最高級品の逸品
\ いつ – when /
江戸末期の明治期に全国を席巻した「土佐節」が発祥しました。今から約200年前に生まれた播磨屋亀蔵、佐之助の努力によって鰹節に改良が加えられ、これが各地へ伝えられ土佐節として知れ渡りました。宇佐町では以前はどこの鰹節工場も本鰹節を製造していましたが、需要が減ったことや本鰹節づくりは製造工程が長いので採算がとれないのが原因で、今では宇佐町でも本鰹節を製造している工場は数軒になっています。竹内商店では、昭和22年、戦後間もなく創業し、永年の経験に裏付けられた技術で、1本1本心をこめて鰹節を製造しています。
\ どこで – where /
高知県宇佐町は高知市より西方約20kmぐらいの位置にあります。全国的にも有名な桂浜から海岸沿いの道路でつながっていています。宇佐町は昔より鰹の1本釣り漁業が盛んなところで、鰹漁の基地として栄えました。それとともに鰹節製造業が発展しました。自然の良港や浦ノ内湾などがあり、漁業が盛んで海産物を加工する工場もたくさんあります。近海鰹の一本釣りやうるめの一本釣りなども高知県内ではよく知られています。
\ だれが – who /
鰹節は一本一本、手造りです。
鰹の頭を落として、3枚におろし煮熟し、焙炉で焙乾させ、カビ付けして天日で乾燥、さらに追いカビを繰り返すと、あのカチンカチンの本枯れ節が出来上がります。昔の製法だと約半年間、現在でも3~4ヶ月の丹念な作業と時間を要します。生節は1回の焙乾で、新節は2回くりかえすと製品として出荷できます。今では当社でも6割から7割の出荷を新節や生節で占めています。昔の人は「本節作りは日々が勉強」という姿勢で取組んでおられましたこれからも試行錯誤をしながら作り続けてまいります。
\ なにを – what /
本鰹節
昔ながらに製造する、本鰹節は鰹の生切りから、煮沸、焙乾しカビ付けと天日乾燥を4回繰り返し約6ヶ月かけて仕上げる、鰹節の中でも最高級品です。出来上がった本鰹節(本枯れ節)は生の鰹約10kgに対して、約1.6kgから1.7kgで旨みが凝縮されいます。断面は濃い赤で硬く、本鰹節専用の削り器を使用して削ります。
本枯れ節削り
器械で削っていまして一般家庭でご使用するのにたいへん便利で、その風味、味ともにご満足頂けます。乾燥させていますので、40gを袋から取り出しますとたくさん量があります。本鰹節削りと花かつお削りとの違いは製造工程でカビ付け天日乾燥の有無です。
\ 削り方は – shave /
削ることは難しくない。
本鰹節のカビは湿った布巾でこすって落とします。カビは体に害はありませんので、落とし過ぎると湿気がきたり、乾燥しすぎたりします。削る面以外は 少しカビがついてるくらいが熟成がすすみ美味しくなります。本鰹節は逆目に削ると粉になりやすいので、尾を向こう側にして 押して削るのが基本です。削り始めは節の安定が悪いので、ゆっくりと面を作りながら動かしていき、大きい面ができたら 力強くリズミカルに削ります。削りたての本鰹節は香が非常に強く、これだけで酒のつまみになるほどです。それほど難しいものではありません。
感想
・削りたて、ご飯に絶品 |
・子どもも削りたてが大好き |
・食卓の楽しみが増えました |
・鰹節ご飯にはまりました |
購入場所
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