柿羊羮

特産の「堂上蜂屋柿」から作り出した柿羊羹で、昔から変わらぬ天然の竹に入れた岐阜県大垣の銘菓

 いつ?

 
柿羊羹 歴史
  
創業1755年(宝暦5年)、創業以来260年を超える伝統を守りつづける老舗の和菓子屋です。柿羊羹は四代目右助という人が天保九年(1838年)に、堂上蜂屋柿の濃密な甘味に注目して、これを羊羹の材料として利用する事に成功して創製しました。柿羊羹に代表される自然がはぐくむ上品で極上の甘み。これらを活かした本物の味をお客様にお届けしたい。この思いを「自然味」に込めたお菓子つくりこそが、つちやの250年でございます。これからも、この姿勢を大切に、みなさまから愛されるお菓子を作り続けてまいりたいと思います。
 

 どこで?

 
岐阜県大垣市に本社、不破郡垂井町に工場があり、直営店は17店舗、テナントは5店舗出店しております。
 
柿羊羹 岐阜県大垣市
 
岐阜銘菓「柿羊羹」を生み出した大垣と柿の因縁は深く、もともと西美濃一帯は柿の産地で、柿羊羹の原料である堂上蜂屋柿は、岐阜県原産の渋柿では最高品質 といわれ、遠く平安時代の昔より、その極上の甘さから「干柿一個に米一升」と言うように破格の扱いで年貢の代わりに納められていました。その為この柿は誇りをもって朝廷に献上したところから、昇殿を許された殿上人(堂上)の名をかぶせて「堂上蜂屋柿」と呼ぶようになりました。
また、歴史的にも柿にまつわる話が多く、茶人でもあった豊臣秀吉は、わざわざ大垣地方から干し柿を取り寄せて茶会を開いたとか、関が原の合戦の際には、徳 川家康が当時呂久川(現在の揖斐川)まで進軍して来たのを迎えた地元の農民が、大きな柿を献上したところ家康は「われ戦わずして大柿(大垣)を得たり」と 喜んで全軍を鼓舞したと言う話は有名です。

 誰が?

 
四代目 右助が柿羊羹を創作して以来、御菓子つちやは美濃名産「堂上蜂屋柿」を使ったお菓子作りを続けてまいりました。契約農家さんで大切に育てられた柿を、自社工場で1つずつ大切に干し柿に仕上げ、お菓子に使用しています。御菓子つちやが自信をもってお勧めする柿のお菓子をお楽しみください。
 
柿羊羹 生産者
  

 何を?

 
岐阜県特産の「堂上蜂屋柿」から創り出した槌谷の代表銘菓で御座います。晩秋ひとつひとつ丁寧に作った干柿を、ジャム状にして砂糖と寒天を加え、伝統の孟 宗竹の容器に流し込んだ槌谷の柿羊羹は、柿の自然なうまさ、目に鮮やかな色艶そして特有の歯応えを味わって頂ける岐阜県大垣の銘菓です。
 
柿羊羹
 
数々の受賞実績
明治35年(1902年)第2回全国菓子品評会で柿羊羹一等賞受賞。明治35年 京都で開催された第2回全国菓子品評会でつちやの柿羊羹が出品され、500数十点の中一等賞を受賞。以来、パリ万国博、サンフランシスコ万国博をはじめ内外の博覧会に出品し、百数十個の賞牌を得ています。
  

 こだわりは?

 
柿羊羹の製法
柿羊羹の製法ですが、まず11月頃、きれいに色づいた柿を収穫し、皮をひとつひとつ剥ぎ、天日干しします。十日ほどして刷毛でみがいてやると、干柿特有の 甘さの成分である果糖の白い粉が表面に出てきます。こうして出来た干柿の種を抜き、擂り潰してジャム状にし、砂糖と寒天を煮詰めたものを混ぜ合わせ、竹の 器(孟宗竹)に流し込み仕上げます。原料に干柿を使うのは、甘味が濃く、繊維が少ないからです。甘柿ではどんなに甘い品種でも、水っぽくて、トロリとした 甘味が出ず、それでは羊羹にならないため干柿を使います。
 
竹の容器の誕生
竹の容器が使われるようになったのは、五代目祐斎の代の明治二十九年(1896年)からであり、親友で竹の研究家であった坪井伊助翁が「竹と柿は相性が良 いから柿を植えると、竹も育ち、柿も甘味を増す、一挙両得だよ」のアドバイスを得て、柿羊羹独自の竹の容器を考案しました。しかし、最初は竹筒に柿羊羹を 流し込み、竹に彫刻をほどこしたり、漆塗り蒔絵にして中味を食べた後に、一輪挿しと再生利用できる凝ったものをつくっていましたが、筒は中身が取り出しに くく、結局お茶受けに出されたお客の一人が、箸でつついても中味が出ぬことに腹を立て「出て来ぬ羊羹が何になる!」と石に投げつけたところ、真っ二つに割 れ、それで今の半割竹の容器が出来たと言われています。
 
柿羊羹 こだわりは
  

 購入した人の感想

 
懐かしい伝統の味
こどもの頃、夏休みに祖母の家に行ったときに必ずこの柿羊羹をもらって帰りました。伝統の味は変わりませんね。(楽天)


喜んでもらえました。
贈り物なので、私は食べていなくわかりませんが、上品で美味しいといっていました。次回は自分で購入しようと考えています。(楽天)


おいしい物を大切な人に・・・
なかなか手に入らない柿羊羹をネットで見つけたので即購入しました。他メーカーの柿羊羹は美味しくないのでこれからもこちらのショップを利用します!!(楽天)


なかなか手に入らない柿羊羹
内祝いとして利用しました。のしはつけていただきましたが、惜しむらくは、贈答品として持ち歩きできるような袋がついていればベストだと思いました。(楽天)


お年寄りに大人気です
ちょっとした手土産で持っていくのに使ってます。3度目の購入になるかと思います。太い竹の質感やそこに流し入れられている柿の羊羹。半透明で果肉の様子もよくわかります。干し柿を食べているような風味で干し柿が食べ辛くなってしまったお年寄りには大好評です。(楽天)


和のスイーツ
フルーティーな羊羹!濃厚な柿の味わい!干し柿を濃縮したような甘さ(楽天)
 

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 販売元

 
【会社名】株式会社 槌谷
【所在地】岐阜県大垣市俵町39番地
【創 業】宝暦5年(1755年)
【W e b 】公式サイト


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