1807年に八木澤酒造創業し、大正年間しょうゆ醸造業を兼業。八木澤商店を昭和35年に設立しました。昭和57年にしょうゆを加工した、つゆ・たれ類の製造を開始。平成15年と19年、21年に全国醤油品評会にて農林水産大臣賞を受賞しました。平成23年3月11日に発生した東日本大震災により、壊滅的被害を受け、蔵と製造工場が全壊・流出し、内陸に拠点を移し、他県の醸造蔵に製造を委託し、その商品を販売開始。平成24年に岩手県一関市に製造工場を建設、平成25年に自社工場による製造を開始しました。
これからも八木澤商店は地域に根ざし、よいものをつくり、食卓に喜びと感動を生み出し、みなが健康で、幸せに包まれるように祈りながら、仕事をしてゆきます。これを八木澤商店はみなさまにお約束いたします。
岩手県陸前高田市に本社・本店があり、同市内に2つの店舗を出店しています。私たち八木澤商店は、たくさんの方々に支えられ、震災から一年と七ヶ月を経て、本社営業事務所を陸前高田市に戻すことができました。以前営業していた場所から六kmほど内陸の矢作町に十月一日より移転、店舗も同敷地内に構えることができました。そして十月十三日、醤油醸造工場とつゆたれ製造工場を一関市大東町に竣工するに至りました。思い起こせばどれだけの人にお世話になり、ここまでこられたのか。この一年と七ヶ月で約三千人の方と出会い、新しい道も拓けてきています。感謝しても感謝しきれません。
天然醸造方式で製造
天然醸造とはもろみを醗酵、熟成させる期間一切自動で加温させず、自然の機構の気温のみで醗酵させる昔ながらの醸造方式。外気の気温が上昇する夏場を二度経過させることにより醗酵を促す。この方式は震災前の八木澤商店の看板商品だった「生揚醤油」と同じ製法である。二夏越させることにより醗酵、熟成期間が増し、塩かどがとれまろやかな口あたりが良い醤油本来のふくよかな味と香りができる。
長い期間を熟成させることはより製造コストがかかるが、弊社ではあえて長い期間「櫂入れ」をし、五感を活かし最も良い状態で醤油を搾る。『奇跡の醤』は成分無調整で搾ったままの醤油を一切調整、調合せず火入れ、充填をしお届けしている。
あえて温度調節することなく、自然の力でじっくり熟成させた「もろみ」。やわらかい味と香りが特徴です。かけしょうゆにはもちろん、熱を加える料理の隠し味にもお使いください。
奇跡がつまった八木澤商店の味
幾つもの偶然と人と人のご縁が重なり、その大切なもの、その瞬間が揃ったからこそ起きた「奇跡」。奇跡的に見つかった震災前の「もろみ」を培養し、そのもろみで仕込み、厳しい夏を二度経過させた醤油が2014年11月にようやくしぼれました。岩手県産大豆と小麦を使用しております。ゆっくりとじっくり熟成させたため、奥深く、旨みが強いこいくち醤油に仕上がりました。
弊社の理念
私たちは、食を通して感謝する心を広げ、地域の自然と共にすこやかに暮らせる社会を作ります。
私たちは、和の心を持って共に学び、誠実で優しい食の匠を目指します。
私たちは、醤の醸造文化を進化させ伝承することで命の環を未来につないでゆきます。
ぎょく瓶を使用
「老舗の味の復活」の表現のため、陶器のようなぎょく瓶を採用。200余年の歴史感と奇跡のストーリーを見た目でも感じられるボトル。昔の日本で醤油の輸出に使用したコンプラ瓶をイメージした。またアフターユースも考慮し、卓上瓶としても繰り返し使えるようにした。 2015年度グッドデザイン賞受賞。
納得。おいしい醤油。
東北の醤油の特徴のコクを感じます。母方が東北の育ちなので故郷の味だと思います。(アマゾン)
後味がまろやかです!
テレビで特集されているのを観て購入したのですが、普段使用していた醤油に比べて後味がまろやかでこの醤油でないと駄目とおっしゃっていた方々の気持ちがわかりました。私もこれからリピートします!(アマゾン)
味が濃い
市販の醤油と比べるととても味が濃いように思う。こういうモノを購入するのも被災地支援になるのではないだろうか。(アマゾン)
お礼の品
甘いものが苦手かもしれないので、実用的で手頃なものと考えていたのでぴったりでした。(楽天)
素晴らしいお味でした。
味醂と合わせて醤油ダレを作り、家庭菜園で収穫したトウモロコシを焼いてからめたら、言葉を失いました。無くなったらまた購入したいです。(楽天)
希望の一品
小料理屋の女将へのプレゼントと自分用。お刺身やおひたしなどダイレクトに味わうのが楽しみな一品。よくぞ蘇ったと感激してます。(楽天)
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【会社名】株式会社八木澤商店
【所在地】岩手県陸前高田市矢作町字諏訪41
【創 業】1807年
【W e b 】公式サイト