浪福壽堂秀信は、昭和23年(1948年)初代岡本八稚朗によって「福壽堂」として創業いたしました。岡本八稚朗は、戦後間もない大阪に美しく心和ませる和菓子の魅力を伝えるべく、その志を、雪の中より黄金の花を開く福寿草に託し「福壽堂」を考案したと伝わります。天皇皇后両陛下への菓子献上並びに宮内庁御用命も度々に及び、 昭和33年には宮内庁京都事務所の石川忠所長(当時)より、「秀信」の名を菓匠名として頂く運びとなり、これを機に「福壽堂秀信」を屋号としております。
大阪府大阪市中央区に本社があります。現在直営店3店、百貨店20店、茶寮3店を展開しており、 関西地域の中心に商品を取り扱っています。創業した南地宗右衛門町という場所はたいへん格式の高い花街であり、舞踊や浄瑠璃文楽、茶華道の師範や 一流料亭をはじめとして、そこは洗練された浪花文化の土地柄でした。
福壽堂秀信は、季を尊び、素材を選び、手の技を鍛えることを旨とし、 本当に美味しい和菓子を作り出すために精進してまいりました。常においしい餡を炊くためには、職人はまず素材の目利きができなくてはなりません。品質の良い小豆を手に入れることがまず第一歩なのです。次に餡を炊く際には、小豆を水に浸す時間や水分量を日々の気温・湿度に合わせて調節し、さらにアクを取るための渋切りの見極めが重要になってきます。
日向夏
爽涼と香りたつ日向夏の味覚をそのままに活かしたかがやく季節の光彩あふれるゼリー。
葛あずき
清流の細石の如く、つるっとした口あたりの葛に小豆を忍ばせた見た目も涼やかなお菓子です。
日向夏の風味
つるりとした咽喉し。細かくカットされた白皮部分が入っているので、ほどよい甘味に爽やかさがプラスされ何個でも食べてしまいそうになります。甘い物が苦手な方でもフルーツ感覚でお召し上がりいただけると思います。
餅
下半分の底の方には日向夏餡が入っています。ゼリー自体がアッサリめなので、日向夏餡があることによって単調な味にならずより深い味わいになっています。
丹波大納言小豆
丹波地方で取れる丹波大納言小豆は、気候や土壌に恵まれ、粒が大きくて色艶が良い最良のものとされています。かつて大納言という官位のものは宮中にて抜刀しても切腹せずに済んだところから、煮ても腹の割れない、つまり皮が破れない大粒の小豆ということで、そのように名付けられたといいます。3日間かけて丹念に炊き上げ、上品な甘みの風味豊かな粒餡になります。
喉ごしがいい
つるんと口の中に入ってきて、喉ごしがとてもよく美味しいです
日向夏は皮や果肉が練りこまれた餡が入っていて、葛あずきはつぶあんがぎっしりと練りこまれた一口羊羹です。
いい食感
冷凍してみるといい食感で、常温とは違った美味しさでした。
季節になると購入
季節限定商品なので、毎年、販売がはじまるとリピート購入しています。
一口羊羹
果肉やあんがぎっしりと入っている美味しい一口羊羹です。
上品なお菓子
一つずつ個別包装されていて、開けるとぷるんっとでてくる、見た目も上品で味も良しの贈答品にもピッタリです。
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【会社名】株式会社福壽堂秀信
【所在地】大阪府大阪市中央区宗右衛門町3-14
【創 業】1948年(昭和23年)11月
【W e b 】公式サイト